三千院の概要
三千院は京都市左京区大原にある、天台宗の門跡寺院です。
延暦年間(782-806年)に伝教大師が延暦寺建立の際、比叡山内に庵を結んだことに起源を持ち、その後、度々移転されましたが、1871年(明治4年)に大原の地に移転されました。それと同時に、三千院と改称されました。
往生極楽院は、阿弥陀三尊像を安置するために船底型の天井となっており、天井には天女や菩薩が極彩色で描かれていたようです。また、安置されている阿弥陀三尊の観音菩薩、勢至菩薩の両脇侍は、やや前傾の姿勢で大和座りをしているのが特徴的です。
客殿から池泉観賞式の聚碧園を眺めながら、抹茶を頂き、静かに心穏やかな時を過ごすことができます。
往生極楽院の周りの池泉回遊式の有清園は、苔の緑や紅葉が美しく、また、わらべ地蔵が楽しい庭園です。
紅葉の見頃は、例年11月中旬です。
桜の見頃は、例年4月中旬頃です。
拝観時間
9:00~16:30 (12月1日~2月28日)
9:00~17:00 (3月1日~10月31日)
8:30~17:00 (11月1日~30日)
拝観料
700円
ウェブサイト
三千院の写真
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三千院周辺の地図
三千院への行き方・アクセス
JR 京都駅から
京都バス 京都駅前 ―(17系統 大原行き/62分)→ 大原 徒歩11分
京阪 出町柳駅から
京都バス 出町柳駅前 ―(16・17系統 大原行き/33分)→ 大原 徒歩11分
阪急 河原町駅から
京都バス 四条河原町 ―(17系統 大原行き/46分)→ 大原 徒歩11分
三千院周辺のご案内
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宝泉院 徒歩2分